この記事は3部構成になっています。
「北海道旅行記 その1」からご覧ください↓
北海道旅行記 その1
「桃岩荘」は1967年(昭和42年)に開業した、
国内でもかなり歴史の深いユースホステルです。
ちなみに、ユースホステルとは
ドイツ発祥、男女別の相部屋になっている会員制の宿泊施設です。(会員でなくても宿泊できます)
ここ礼文島の「桃岩荘」もそのひとつで、
男女別の相部屋や館内禁酒、22:00には完全消灯…など、
ユースホステルの伝統的な規則にのっとった施設です。
ではなぜ、それほどまでに旅人の心をつかんでしまうのか?

簡潔にいうと、それは
「スタッフによる全力のおもてなし」と、「歌と踊り」です。
宿に着くと、ヘルパーさん(スタッフ)の方たちから
「おかえりなさい!!!」と盛大な歓迎を受けます。
もちろん皆さんとは初対面、桃岩荘に泊まるのは初めてなのですが、
思わず「ただいま!」と言ってしまいたくなる。そんな気持ちよさです。
夕食後は、ヘルパーさんたちによる歌と踊り(寸劇?)を楽しみます。
このヘルパーさんたちのテンションが高いこと高いこと。(館内は禁酒なので、もちろんみなさんシラフです)
宿泊者も一緒になり、全員大きな声で大合唱。
最初は初対面同士でも、気づけばすっかり打ち解けあっています。
こうしてみなさん知らず知らずのうちに、桃岩荘の「魔法」にかかってしまうようですね。
桃岩荘の魅力は、この独特な世界観と、
人と人とのつながりが自然に生まれるところにあるのかなあ、とふと思いました。
●3日目
礼文島を後にし、稚内から札幌→帰路へ
翌日、早朝にすぐ近くの「猫岩」にごあいさつ

その屋号の由来となった「桃岩」はこちら

出発も盛大にお見送りしていただき、名残惜しみながら礼文島をあとにしました。

初めは若い人たちに囲まれ、独特の雰囲気にもついていけるかな?と不安でしたが、
年齢や性別関係なく存分に楽しむことができました。
旅人達に語り継がれる桃岩荘は、「また戻ってきたいな」と思える素敵なお宿でした。
すずめのおやども、そんなお宿でありたいな、と思った礼文島からの帰り道…。
「今までにない出会い」がたくさんあった素敵な旅でした。

◎桃岩荘は毎年6月~9月末までの営業です。
今年の営業期間は終了していますが、興味のある方はぜひ来年6月の開所
以降に足を運んでみてはいかがでしょう。
桃岩荘ユースホステル
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- 2014/10/06(月) 21:27:31|
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